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老いた卵子~妊娠適齢期~のネタバレと感想! あらすじもアリ!

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今回は「まるいぴよこ」先生の『老いた卵子』というマンガを読んだので、ご紹介したいと思います。

※記事中にはネタバレを含みますので、お先に立ち読みをお勧めします!
ココなら無料で見れますよ。

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あらすじ

主人公は小山麻美32歳。

実家暮らしのOLで悠々自適の生活。

高いプライドが邪魔をするも、どうにか34歳で結婚するも不妊に悩まされる日々。

表題作「老いた卵子~妊娠適齢期~」を含む、妊娠など女性にまつわる病の体験弾5つを収録した体験短編集。

ネタバレ

主人公の小山麻美は独身で実家暮らしの32歳のOLです。

稼いだ給料は自分のものと言い、実家にお金を入れることも無く、遊びに使う日々です。

友人からの子供が生まれたという報告の葉書を見ても、30代で独身なのはいまどき普通だと言い張り、結婚を焦る素振りは全くありません。

そんな麻美に姉の知美は、30代はもう若くはないので、子供が欲しいのなら早く結婚するべきだとアドバイスをします。

知美は3年前に結婚しましたが、不妊に悩んでいる自分を省みてのアドバイスでした。

しかし、麻美はそんな姉を馬鹿にしたように笑い、自分はエステにも通いアンチエイジングにも気を遣っているので、自分の体が老化するなんてありえないと言い放ちます。

その後、麻美は婚活に力を入れるようになり、パーティーにも出席しますが、年齢を理由に断れる事も少なくなく、徐々に焦り始めていました。

そんな中出会ったのが小さな田舎町の役場に勤める公務員で、実家はそこそこの資産家の1人息子という男性でした。

姑は少し面倒だと感じましたが、同居ではないので大丈夫と思い、麻美はそのまま男性と結婚します。

結婚式に出席し、妹の幸せを祝う姉の知美でしたが、まだ不妊治療は続けていました。

そんな姉を見下すように麻美は心の中で姉より先に子供を生んで見せつけてあげると考えていました。

結婚後は専業主婦で何不自由ない暮らしをしていましたが、姑が頻繁に家に来て子供を急かす事に麻美はストレスを感じていました。

夫の説得もあり、姑に勧められた不妊治療の検査を病院にて夫婦で受診する事になりました。

生理不順も無い自分が不妊なんてありえないと高をくくっていた麻美でしたが、受診の結果、35歳の麻美の卵子は40代相当に老化している事が判明しました。

夫の精子の動きも悪く、自然妊娠は難しいとの医者のアドバイスに従い、2人は不妊治療を受ける事になりました。

姑に不妊治療を受ける事を報告すると、子供が出来ない場合、離婚も考えてもらうと脅された麻美は躍起になって、サプリに漢方薬、マッサージにヨガと妊娠にいいという事はいろいろと試します。

医師の指導でタイミング療法を試し、人工授精もしますが、結果は駄目でした。

体外受精をしても妊娠できない麻美に姑は小言を繰り返し、そのせいで麻美のストレスは溜まっていく一方でした。

そんな中、母親からの電話で姉の知美が妊娠をした事を知り、麻美のストレスはピークに達します。

40歳を超えても不妊治療を続けていた知美ですが、妊娠する事を諦めて不妊治療を止めた途端に妊娠する事が出来ました。

治療自体がストレスになっていて、それを止める事によって妊娠する事もあるので、思い詰めないでとアドバイスする母親ですが、麻美は聞く耳を持ちませんでした。

そんな麻美の姿をみて、夫はある決断をします。

麻美は果たして姉と同じように妊娠する事が出来るのか?

物語の続きは皆さんの目で確かめてみて下さい。

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私の感想

20代から30代前半の妊娠適齢期と呼ばれる時期に、将来の事を深く考えないで不規則で不摂生な生活を送ってきたせいで、常人より卵子が老化してしまい、不妊に苦しむ麻美を自業自得と思う反面、哀れむ気持ちが生まれるのも事実です。

晩婚化が進む昨今に警鐘を鳴らすようなテーマのこの作品の内容はとても他人事ではないように感じました。

「老いた卵子~妊娠適齢期~」、30代でも私はまだまだ大丈夫と考えている方にオススメしたいマンガです。

ネット上の感想

作中の医者の説明が納得いきませんでした。私の主治医は、「卵巣年齢」から卵子の残数は予想できても「卵子の質」は分からないし、原因は若い頃の不摂生より生まれつきや精神的ストレスによるものが大きいと言っていました。何度か病院を変えましたがどこも同じ様なお話でしたよ。主人公の様に自業自得な場合も多いですが、生まれつきの場合や、ストレスをため込みやすい気弱な人間にも不妊は多い。25から治療していた身としては、不妊=自業自得みたいな風潮を助長する描き方に嫌悪感を抱きました。こういうテーマを扱うときにはもっと多角的な描き方をしてほしいです。

不妊(主に女性側の)に向き合う夫婦と、孫の顔を見たい姑との確執をベースに描いた話が多いです。 一言で女性の不妊と言っても、若いときの不摂生で卵子が老化したケース、ストレスが溜まって若年更年期になって生理が止まったケースなど、様々です。作中に丁寧な解説がされていて、勉強になります。 不妊以外の話で印象的だったのは、 親が身体の弱い長男の臓器移植の為だけに産んで育てた妹の孤独と苦悩、毒親からの自立を描いた「スペアの子」。妹さんの将来に幸あらんことを。

もっといいのなかったのかな? お話は全て面白く興味深い。(自業自得を除いて) 私も3兄弟の母として凄く共感出来たし、不妊で悩んでる友達の事をもっと理解してあげれるような気がしました。 医学的な解説も分かりやすく主人公に感情移入しやすかった。 鬼のような義理母ばかりが登場するのですが息子を奪われた嫉妬?女を感じる部分でもあり色々な見方ができます! 男性にもオススメです。

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